『十二番目の天使』
オグ マンディーノ 著
求龍堂 刊
若くしてビジネスに成功し、故郷の名士と讃えられる男。
妻と息子がいる幸せな家庭を築きあげ、地位も名誉もある幸せの絶頂。
ところが、事故によって妻子を失い、生きる意味を喪失してしまう。
自ら命を絶とうとピストルの銃口をこめかみに当てた瞬間、幼なじみが訪ねて来る。
リトルリーグの監督にならないかというのだ。
仕方なく引き受けたが、希望も未来も、生きる気力さえない男が、無垢なる少年たちに何が教えられるというのか?
選手たちのなかに、小柄で運動神経が鈍い少年がいます。
チームの名前は、エンジェルス。
メンバーは12人。
この12番目の天使は、何度三振しても、エラーを重ねても、
「「絶対、絶対、絶対、絶対あきらめるな」
といつも前を向いているのです。
少年には、どことなく死んだ息子の面影があります。
試合に出ても、まったく冴えない少年からは、他のメンバーも男も大きな気
づきを与えられます。
いつしか男は、生きる歓びを再び取り戻し、自分がどんなに恵まれていたかを教えられるのです。
お話が出来すぎだし、悪人が誰もいないのが気になりますが、絶対に涙なしには読めません。
もともと涙腺が弱いのですが、全部読み終わるまでに、テイッシュを何枚使ったか。
ポジティブシンキングやアファメーションなどの要素も取り入れてありますが、まったく説教くさくならず、自然に教えられる感じですね。
少し前にベストセラーになった本なので、すでに読んだ方も多いでしょうが
ぜひ読んでいただきたい1冊です。
