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「書ける人」になるブログ文章教室

『「書ける人」になるブログ文章教室』

  山川健一 著
  ソフトバンク新書 刊
 
 
タイトルは『ブログ文章教室』となっているけれど、ブログに限らず文章を書くのに、広く参考になる本です。

山川健一氏は、デビューして30年を超えるベテランの小説家です。
エンターテイメント系の作家は別にして、これだけ長く第一線にいられるのは、強い原体験があり、それを伝えたい衝動が大きい人か、「なぜ書くのか?」を常に問い続けている人だと思います。

氏は、自分で原体験はないと言っているので、後者の作家でしょう。

ブログというと、誰でも手軽に自己表現できたり、情報発信できるメディアだと捉えることが多いですね。
でも、表現である以上、やはり「なぜ書くのか?」がテーマになります。

改めて考えさせられました。
そこまで突き詰めている人は、そうはいないと思いますが。
音楽でも絵画でも写真でも、表現する者には避けて通れない命題ですね。

ただの、「ブログの作り方」や、「こんなテーマで文章を書くとうけるよ」というレベルではなく、もっと深い部分に触れているような気がします。
…とまあ、これは私が勝手に思ったことで、そんなに難しい事が書いてあるわけではありません。
親しみやすい文体で、読みやすく、視野が広がります。

ブログを書いている人は、ぜひ読んで欲しいですね。
 
タイトルの決め方や、文体(スタイル)についてなどについても教えてくれています。
これは日記なのか、エッセイなのか、コラムなど、やはり何が書きたいのか、なぜ書かなければならないのか。

日本語の勉強にもなりますね。
最後は、なぜか小説の書き方まで教えてくれていますよ。