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月別アーカイブ : 11月 2009

ムーミンパパは海へ行った

午前6時起床。寒さは、昨日に比べれば少しまし。
なぜか、右のアキレス腱が痛む。なんで?

今朝のデータ。
体重77.75。体脂肪率24.9。BMI値26.2。内臓脂肪レベル13.0。基礎代謝1625。体内年齢45歳。血圧128/83。脈拍69。

メインで使っているパソコンの調子、相変わらず悪い。
はじめは、たまに起動していたのが、昨夜からまったく動かず。

電源ランプはつくけれど、その後、うんともすんとも言わず。
困るね、まったく。

しかし、少し前まで使っていたパソコンは使えるし、一応、メインが動いてくれている間に、いくかデータをコピーできていたので、何とかなっています。

と思ったら、古いパソコンまで電源が入らなくなる。
起動の途中で、プツンと切れてしまう。

一瞬、顔真っ青。冷や汗。
二台のパソコンの間を行ったり来たり(別々の部屋に置いてあるのですよ)して、電源を入れてみると、どちらもいうことを聞かない。

さあ、どうしようか。
・・・と思ったら、古いほうは何とかなりそう。

そろそろ新しいのを買わないとダメかな、、、
ウィンドウズ7も出ていることだしね。

そんなこんなで、一日おろおろするだけで、ほとんど何もできず。

合間をぬって、先日、『ムーミンパパの思い出』と一緒に借りてきた『ムーミンパパ海へいく』をやっと読了。
これもずっと昔読んだことがあり、断片的には覚えていた部分もあったけれど、こんな話だったけ? という印象。

お話としては、「ムーミン一家が船で島へ行き灯台へ住む」、というそれだけ。

題名から、勇ましい冒険談みたいなものをイメージしていたけれど、そんなことはなくて、静かに話は進んでいく。

パパは、海を渡って島へ移住することを望んでいるが、それがどうしてなのかもわからない。

私が感じたのは、ムーミン谷でずっと楽しく暮らしていた一家に、マンネリというか倦怠感というか、生活に不満はないけれど、どことなく満たされきれない雰囲気が漂っている。
その状況を変えて、かっこいところを見せようとパパは奮起してみた。

その結果、いろいろな困難に出会い、それぞれが内面の葛藤を感じながらも、最後にはすべてがうまくまとまる。
そんな感じかなあ。

へんな責任感に押しつぶされそうになりながら、自分中心のパパと、いろいろなことに気をつかい過ぎて、がんじがらめになっていくムーミン。
好き勝手なことをしているように見えて、すべてのことがわかっているミイ(ムーミン一家の養女になっているようです)、すべてを受け入れようとして、いろいろなものを自分の内側に溜め込んでしまっているママ。

それに、過去のトラウマから心を閉ざしている漁師。
身体が冷たすぎて、何もかも凍らせてしまうので、誰からも恐れられている、孤独なモラン。

そんな登場人物の内面が、その行動を通して見事に映し出されています。

たとえば、ママは、みんなが出かけて一人ぼっちになる昼間、灯台の壁にペンキで絵を描きます。

はじめは、灯台につくった庭の花などを描いていたのですが、それは、だんだんと懐かしいムーミン谷の絵になってきます。
そして、気がつけば、その庭のなかに入り込んでしまうのです。

これだけで、おいてけぼりにされて押さえ込まれたママの気持ち、ムーミン谷に帰りたいと、絶対に口に出せはしない願望などが、よくわかります。

児童書にしては、ほんの少し暗い感じもするけれど、読み終わってみれば、爽快感が残ります。

良質の純文学を読んだような感じでしょうかね。