テレビのニュースで、空地に長い間に渡って古いタイヤが20万本も放置されていると報道されていました。
蚊の大量発生に近所の住民が悩まされているということで、撤去作業がはじまったというものです。 そのときに映し出された20万本の古タイヤ。
黒い塊が空き地を覆いつくすように積み重なっている様子は、何かぞっとするものを感じさせました。 もともとは運送業者が再利用するために溜めていたとのことですが、これだけ溜まるまでにはどれだけの時間がかかったのでしょう。
業者はすでに解散したようですが、いつかは撤去して再利用するはずだったのですよね。
はじめの1本、2本、10本くらいまでは数もたいしたことはなく、すぐに持ち出して行けそうです。
それが1000本、2000本と溜まっていく。
結局は何もされないままタイヤはどんどん溜まり、20万本、1500トンもの廃棄物の塊となってしまいました。
ニュースでは、クレーン車が数台、少しずつタイヤを持ち上げている映像が映っていました。
20万本を完全に撤去するまで気が遠くなりそうでした。
・・・私がぞっとしたのは、その古タイヤが、自分のなかの悪い習慣やクセに見えてきたからです。 気がついたらすぐに撤去してしまえばいいものを、少しくらいいいやと放置しているうちに、もはやどうすることもできないくらいの量になっている。
そんな黒い黒タイヤが自分のなかにいっぱい溜まっている。
ふぅー、ここで一句。
古タイヤ、気づいたときに、即撤去。
怠けクセがでてきたとき、これからときどきあのタイヤのことを思い出してみようと思っています。
