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島にラブレター

手品を見ると、何とかそのタネを知りたいと思ってしまう。
ところが、タネが分かったとたん、あんなに不思議に見えていた手品が、ぜんぜんつまらなくなってしまう。
この世には、知らない方が、より楽しめることも多いと思う。
が、ついつい本当のところを探してしまったりするんだよねぇ。
実は、昨日読んでいた本のなかに、鎌倉時代の僧、明恵上人のエピソードが、ほんのちらりと書いてあった。
海に浮かぶ美しい島に、恋文を書いて送ったというのだ。
なんともロマンチックなお話だこと。
明恵上人は、どんな島に恋をしたのだろうか?
ラブレターには、何を書いたのだろうか?
どうやって、島まで届けようとしたのだろうか?
いろいろと、ファンタジックな想像(妄想)をかきたててくれる。
今はインターネット時代。
エピソードの詳細を調べることは簡単にできそうだね。
でも、このロマンチックな気分を壊さないためには、きっと知らない方がいいんだろうねぇ。