『バカとは何か』
和田 秀樹 著
幻冬舎新書刊
バカとは何かを、多面的に考察していく本です。
ここでいう「バカ」は、知能指数が低いということとは別の問題です。
差別用語ではありません。
またバカは直るということが前提です。
気質的な問題でドン臭かったり、思考力を鍛えていなかったりとかで、要領
が悪い場合。
専門バカのように、スキーマ(思い込み)に囚われている場合などを指します。
また精神医学的見地から見たバカ。
つまりボーダーライン(境界性人格障害)や自己愛性パーソナリティ障害とい
うものも、精神医学者の著者に言わせるとバカです。
テレビに出ている人でも、学歴があり知識が豊富で思考力もあるのにバカに
見える人もいれば、何も知らないのにリコウに見える人もいます。
なぜそうなるのかが明快にわかります。
また本質的にバカでも、それでうまく世渡りできればリコウということにな
ります。
最終的にはバカとリコウの違いは結果論ということになりますね。
普段あまりバカやリコウについて考えていませんでしたが、この違いを知っ
ているのと知らないのでは、大きな違いです。
意識的に、バカにならないようにするだけで、リコウに生きられるのですか
ら。
バカになっていないか?
自分を客観視できるようになる本ですね。
