久しぶりに昼間にテレビを付けたら、『キューピー3分間クッキング』をやっていて、何となく思い出したこと。
小学生のとき、女の子たちがよくゴム跳びをやっていた。
昔は街中では道路なんてほとんど舗装されていなくて、男の子は、ベッタン(関東ではメンコ)か三角ベース、女の子はなわとびかゴム跳びをして暗くなるまで遊ぶのが普通だった。
もう、30年以上も前のことだけどね。
さて、このゴム跳び、さすがに参加したことはないが、傍から見ていた限り遊び方は、ふたりが、それぞれの端を手に持った長いゴムひもを跳んでいくというだけのもの。
ただし、ゴムひもの高さが、くるぶし→ひざ→腰→お腹、とかいう順番にだんだんと上になっていく。
跳ぶのがうまい子は、肩のあたりのゴムまで跳んでいたような。
といっても、これは走り高跳びのように棒を跳ぶのではなく、伸縮自在のゴムひもを跳ぶというのがミソで、工夫次第では、それほどジャンプ力がなくても上の方まで跳べたりする。
たとえば、かかとをゴムにひっかけて、下の方まで伸ばしてから跳ぶとか。
後ろ向きになってつま先をゴムにひっかけるとか。
そんななかに誰が名づけたのか知らないが、「キューピーさん」という、どんな高さでもクリアできる必殺技があった。
これは、まずゴムひもが首のところに来る前まで進み、そのまま両腕をゴムに巻きつけるようにして前に回し、数回回転させる。
そして、そのままの状態で首の前にあるゴムを両手で持ち上げ、首の後ろに持ってくる。次に、両手を後ろに回して、腕に巻きついたゴムをほどけば、あら不思議、ちゃんとゴムを越えてしまっているではないか。
何で「キューピーさん」という名前なのかは知らないが、子供のころは、これはすごい技だと見るたびに感心していたものだった。
だけど、今考えると、こりゃすごい反則技だよな。
プロフィール
大阪在住のライターです。
メルマガや超短編なども書いています。
慢性腎不全のため減塩生活中……
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